フラッシュメモリカードの大容量化、低価格化、高速化が進んでいます。
容量で言うと、コンパクトフラッシュで2GB、SDカードで1GB、miniSDカードで512MB、メモリースティック PROで1GBなど当たり前のようにGBクラスが製品化されています。今や128MBや256MBは当たり前の時代になっています。512MBも以前と比べてかなり手頃になってきています。
パソコン以外にも携帯電話にminiSDカード、SDカード、メモリースティック PRO Duo、メモリースティック Duoなどが使われています。調べてみますと、auはminiSDカードが多く、docomoはminiSDカードが多く、VodafoneはSDカードが多く、SonyEricsson携帯電話はメモリースティック PRO Duoやメモリースティック Duoが多く採用されていました。メモリカードに対応している携帯電話は、miniSDカードが一番多いようですね。
フラッシュメモリカードの速さで何倍速と言っているときがあります。何に対してなのかというと、CD-ROMドライブの等速の速さ(150KB/s)が基準になっているようです。例えば、30倍速なら約4.5MB/s、45倍速なら約6.7MB/s、60倍速なら約9MB/sなどのようになります。GreenHouseが80倍速のGH-CF**DXシリーズを発売しています。80倍速なので、150KB/s × 80 = 12000KB/s(12MB/s)とフラッシュメモリカードとしては非常に速いです。12MB/sというと、5年ほど前の7200rpm HDDの速さぐらいです。ちょうど、私が使っているパソコンのHDDと同じぐらいの速さなのです(5年前のHDDです)。フラッシュメモリカードと同じ速さなんて、という感じです。この前、フォトレタッチをしているとき、HDDにアクセスしたとき異常に遅かったのは、HDDが年代物だからだったということですね(笑)。
私の所有しているノートパソコンはPCカードスロット以外にコンパクトフラッシュスロットも装備しています。それなりに容量があるコンパクトフラッシュを用意すれば、ノートパソコンの重要(大事)なデータぐらいは常にバックアップが取れる環境にできます。おそらく256MBか512MBを用意すれば、私の場合は足りると思います。あと、フラッシュメモリカードを使うのものでは、デジカメ所有しています。このデジカメは、SDカードに対応しています。今まで使う機会が少なかったこともあり、標準付属の8MBをそのまま使っていました。512MBまで対応しています。手頃になってきたので、256MBか512MBのSDカードを検討しようとか思います。
しかし、最近のフラッシュメモリカードは本当にすごいですね。コンパクトフラッシュなら、年末に12GBも発売が予定されています(受注生産)。そうなると、私が使っているパソコンのHDDと容量も速度もほとんど同じになります。これだけの大容量のコンパクトフラッシュになので価格もすごいことになっています。