DMR-XW120をかいました。地デジ対応のDVDレコーダーです。というかHDDレコーダーです。
RD-S300を使っていたのですが、どうしても我慢できない部分があったのです。
それは、
ダブル録画をしている最中はなにもできない、ということです。性格には内蔵しているチューナーの2つめで録画をしていると再生ができないのです。
これはとっても不便でした。うちはテレビ大好きで沢山録画をするので、ダブル録画は必須の機能なわけです。トリプルがあったら値段が2倍でもトリプルを買うと思うくらいです。しかし、そのくらいテレビが好きなので、録画しているときも見たいわけです。一番悔しいのが見ている時にチューナーの2つめで録画が始まった瞬間です。どんな場面であろうが問答無用で再生が停止され、録画が終了しないかぎり見ることができないわけです。
そんなわけで他のレコーダを物色していると、HDDがおかしくなってしまいました。突然録画が停止したり再生が停止するようになりました。こんな時に限って購入してから1年と20日。延長保証も入っていませんでした。まぁそういうものでしょう。
そこでDMR-XW120です。
これの特徴はなんといってもH.264エンコーダの搭載と、ダブル録画中でも再生ができる、ということです。ただし、H.264エンコーダは一機しか搭載していないようで、H.264でのダブル録画はできません。でも生データそのまま録画(DRモード)とH.264やDR同士の組み合わせは問題ありませんし、最中の再生も可能なのです。
というわけで今日送ってしましたので早速セットアップ。以前アナログ時代はパナソニックのHDDレコーダを使っていたのでちょっと懐かしいインターフェイスもありました。
早速RS-S300との比較です。
良い点
- もちろんダブル録画時に融通が利く(再生できる)
- 奥行きが短い(S300は奥行きが長く、ラックからはみ出していた)
- セットアップが簡単(音声案内だったり、ガイドボタンなど)
- 番組表やチャンネル切り替えの反応速度が少しマシ(S300はかなり遅い)
- SDカードやIEEE1394が使える(jpgが表示可能。ムービーは未知数。SANYOのムービーカムのデータは再生できないみたい。MP3はだめ?)
悪い点
- 5秒戻るボタンがない(30秒進むボタンはあるけど戻れない。CMをとばしている場合、最長で29秒行き過ぎてしまって戻る必要があるシチュエーションがあるけど、普通に巻き戻しはストレスがたまる)
- 画面上にタイムラインのバーだけを表示できない(S300はどのくらい再生済みで、どのタイミングでCMになるかが一目瞭然。XW120にもバーの表示はあるが、他の情報とも一緒なので出しぱなっしだと邪魔)
- 録画番組をフォルダ分けできない(順番の変更しかできない。未視聴のマークがあるのみ。これだと自分が見た番組を見終わったよフォルダに入れるという家族の中でのルールが作れない)
良い点は良い点ですばらしいのですが、悪い点が結構致命的です。一番はフォルダがないことです。これだと自分が見たとして、それを見たから消してもいいよ、という意志を家族に伝えることができません。すべての番組を家族が全員で見れるというわけではないし、かといってその番組をだけが見たか、消してもいいのかはなかなかわからないんです。
まぁ運用方法を考える必要がありそうです。
とかいいつつモニタをREGZAかWOOにしてしまってHDDレコーダいらず、ということになる可能性もあったりなかったり・・・