前回のエントリをかいたのもあるけど、
この「はてな」の利用者というのは、どうもいわゆるオタク気味の方が多いんじゃないかという印象を受けるのですが
を見て、やっぱりオタクってのがわからないので、これ(このエントリ)を書いて考えるのをやめようと思いました。
「はてな」のオタク気味ってわからないではないんです。トップページの目立つ場所に人気記事ってあって、そこにはFirefoxとかニコニコ動画とか一般の街頭でアンケートしても名前も知らないんじゃないかって単語がしょっちゅう踊っていますし、なによりデザインが一般的じゃない。リンク文字が青なのに、枠のバナーが水色ばっかりで、横の線が強く、整然と見せたいんだけど、文字を詰め込みすぎて失敗してるという。文字の間隔や大きさでも表現できていないからとにかく目線が動かしにくい。いえ、なれると動かしやすいんですけどね。(インターフェイスで慣れるというのは悪い意味でも使いますが)
この場合のオタク気味、というのは、ジャンルでいえばPC,ネットです。でもこれは当然のことで、アーリーアダプタが使うツールが多いし、なにより20代や30代の趣味がある男性にとって、ネットを使わないという選択肢はないに等しい時代です。
ということは、20代や30代の趣味がある男 = オタク気味
と考えてもそうヘンじゃない気がしてきました。岡田斗司夫氏の定義では趣味はこどもっぽい必要があるし、世間の目が存在していて対抗する必要があるのですが、世間の目はなくなりました。(というかなくなったと思って生活できる)対抗する必要がないので、子どもっぽいという定義が難しいのと、年代によって子どもっぽいの認識がかわるとか時代によってもかわるとかがあるので、そこもきにしなくていいかな、と。
となると、20代や30代というくくりは本来意味がないんでしょう。でも、まだかすかにのこっている世間の目(あると思えばあるのかも)に敏感なくくりなのかもしれません。
また、男という性別もそれに関係あるような気がします。端的にいえば童貞かどうかということでしょう。んで女性が省かれてしまう。なのでコレ。
オタク=日本人 ー 子ども ー 女 ー チャラ男 ー M3層
チャラ男を引いてしまうのは、非童貞のシンボルとして、でしょうか。
しかしこんだけ急に普及して、人間を差別的にカテゴライズする言葉なのにこれだけ定義が難しい、なおかつ引き算でしか定義できない(私の中で、ですが)ってのはまだに
オタク is DEAD
なんでしょうね。