MSI K8M Neo-V

K8M_NEO-V.jpg
 Athlon64のATXサイズのマザーボードでビデオオンボードタイプがありませんでした。しかし、MSIから初めてのビデオオンボードタイプのATXマザーボードが発売されました。
 MSI K8M Neo-Vです。ビデオ、6チャンネル対応サウンド、USB 2.0、10/100Base-TX LAN、、SerialATA対応RAID、UltraATA133などオンボードしており、パソコンに必要な基本的な機能を持っています。今までなら、ビデオカードが必ず必要でしたが、ビデオをオンボードしているので、その分の予算が浮きます。AGPスロットも装備していますので、別途ビデオカードを取り付けて、3Dゲームを楽しんだり、TV出力できるビデオカードを取り付けたりすることもできます。
 AMD Sempron 3100+に対応しているので、初めはSempronにしておいて、後でAthlon64へという手もあります。Sempron 3100+は、Athlon64でいうと、2600+か2700+あたりの性能になると思います。Sempron 3100+からなら、Athlon64 3400+や3700+へCPUを換えると、大幅に性能アップできると思います。
 ので、MSI K8M Neo-Vと一緒に購入するCPUは、Sempron 3100+、Athlon64 2800+、Athlon64 3000+あたりのコストパフォーマンスが高いものを選ぶと良いと思います。
 手頃な価格で、Athlon64にするには良いマザーボードだと思います。

 Socket939のCPUのラインアップも増えてきて、魅力が出てきていますが、まだまだマザーボードが少ない状況です。ハイスペックなパソコンを作るなら、向いているマザーボードがありますので、Socket939の方をオススメします。

 現在の状況を考えるとAthlon64系は、コストパフォーマンスならSocket754、性能重視ならSocket939という感じだと思います。