90nmプロセスAthlon64

Athlon64.jpg
 90nmプロセスAthlon64(939ピン)がデータシートに載っていました。130nmプロセスとの違いを表にまとめてみました。

モデルナンバー Athlon64
3000+
Athlon64
3200+
Athlon64
3500+
Athlon64
2800+

3800+
製造プロセス 90nm 130nm
クロック 1.8GHz 2GHz 2.2GHz
Hyper Transport 1000MHz
セカンドキャッシュ 512KB
CPU電圧 1.4V 1.5V
TDP 67W 89W
ケース温度 65度 70度

 TDPが大幅に下がっています。前々から言われていた90nmプロセスが順調というのは、本当のようです。ケース温度が5度下がっていますが、TDPが22Wも下がっているので、影響はないと思われます。
 クロック耐性が130nmプロセスより高いらしいのです。そのため、オーバークロックしようと考えている方は注目していたと思います。
 一番重要なところは、939ピンで3500+より下のCPUが出たことで、Socket939へ移行しやすくなったと思います。同じモデルナンバーの939ピンと754ピンの価格の差はありません。つまり、Athlon64 3000+(939ピン)なら、2万円程度になります。
 発売時期は、早ければ今月中予定です。
 これを機に、11月からSocket939の色々なマザーボードを発売してもらいたいところです。