LGA775版Celeron Dが発売されました。Celeron D 325J(2.53GHz)、330J(2.66GHz)、335J(2.83GHz)、340J(2.93GHz)の4種類あります。
mPGA478版との違いは、NX bitが搭載されているところです。AMD Athlon64やSempron(754ピン)などに搭載されているEnhanced Virus Protectionと同じような機能です。
LGA775版Celeron Dが発売されたことで、初期コストを抑えやすくなりました。Celeron D、915G Express搭載マザーボード、DDR-SDRAMという組み合わせでコストを抑えられると思います。この構成なら、Celeron D→Pentium4、オンボードビデオ→PCI Express x16ビデオカードへアップグレードという手を使うことができます。メモリは、今ならDDR-SDRAMとDDR2-SDRAMの性能差がほぼないため、DDR-SDRAMがオススメです。
LGA775で自作するときのパーツ選びで注意するところは、ケースの冷却性能、電源性能(品質)の2点です。LGA775以外で自作するときにも、気を配る必要がありますが、LGA775では特に注意を払ってパーツ選びをすることをオススメします。