MicroATXミニタワーケースでありながら、HDDがたくさん搭載でき、冷却にも力が入っている3GTLM397-H300のレビューです。
[ 拡張性 ]
5インチベイ×2
3.5インチベイ×2
HDDベイ×4
と、普通のミニタワーケースよりもHDDベイが2つほど多いのです。HDDをたくさん搭載することが多くなってきた現在では、この拡張性は魅力です。
このHDDベイの前に80mm角ファンが搭載できます。ファンを搭載することにより、HDDを冷却することができます。よく見ると、80mm角より一回り大きいところに、ファンを固定する穴があります。90mm角ファンも搭載できるようです。空気を取り入れられるように、ファンの固定位置のところに、穴がいっぱい開けられています。
[ 冷却性能 ]
ケース前面に吸気口がないように見えますが、実は下の方に吸気口があります。
ケースの側面(前から見て左側)には、パッシブダクト、ビデオカード当たりには吸気口、前面の方にも吸気口があります。逆側も前面の方に吸気口があります。ケース内に、空気が自然に入るようになっています。
パッシブダクトには、フィルタがついています。このフィルタは取り外すことができ、フィルタの埃を取ることが出来ます。
背面ファンは、80mm角ファンが標準搭載されています。これもよく見ると、一回り大きい90mm角ファンが搭載できるようです。
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MicroATXミニタワーケースで、この性能はうれしいですね。Athlon64でも、Pentium4でも、RADEON X800XT PEでも、GeForce 6800 Ultraでも、冷却できると思います。
電源が300Wなので、構成によっては、電源交換が必要になると思います。しかし、ご安心を。このケースは、一般的なATX電源を採用しています。電源を交換するときに、色々な種類のある一般的なATX電源で大丈夫なのです。
HDDがたくさん搭載できるので、ファイルサーバ、ダウンロード用PC、HDDビデオレコーダ用PCなどに、良いと思います。
価格も手頃なので、予算を抑えたいときにも、良いと思います。
色々な用途に最適な、このMicroATXミニタワーケースはいかがでしょうか?