容量の単位

 日常使われている単位で、K(キロ)は1,000という意味ですね。
 1Kg = 1,000g
 1Km = 1,000m
 という具合です。K(キロ)は、日常で良く耳にしますね。ネットゲームでも、良く使われていますね。

 HDDやDVD-RなどにもK(キロ)やM(メガ)やG(ギガ)などの単位が使われています。KB(キロバイト)やMB(メガバイト)やGB(ギガバイト)です。それぞれをbyte(バイト)にすると、下記のようになります。
 1KB = 1,000 byte = 1,0001 byte
 1MB = 1,000 KB = 1,0002 byte
 1GB = 1,000 MB = 1,0003 byte

 なので、HDDやDVD-Rなどの容量表記は、上記のようになっています。
 しかし、Windows(コンピュータ)上で、1,000に近い数字は1,024となってしまいます。ので、Windows(コンピュータ)上では、下記のようなになります。

 1KB = 1,024 byte = 1,0241 byte
 1MB = 1,024 KB = 1,0242 byte
 1GB = 1,024 MB = 1,0243 byte

 同じ1GBでも、
 日常では1,000,000,000 byte(1,0003
 コンピュータ上では1,073,741,824 byte(1,0243
 となるわけです。

 ほとんどの人は、10進数を使っているため、1K = 1,000 = 103と考えます。
 コンピュータは、2進数を使っているため、1K = 1,024 = 210と考えます。
 K(キロ)などの単位を使うと、1,000に近い数字で計算すると、どうしてもこうなってしまうのです。「買った商品の容量が違うぞ」と思ったときに、役に立つと思いますよ。

 例として、120,000,000,000 byteをGBにすると
 120,000,000,000 byte / 1,0003 = 120GB
 120,000,000,000 byte / 1,0243 = 約111.76GB
 となってしまうのです。GBにすると、容量が減ってしまったように見えます。しかし、120,000,000,000 byteのままなので、容量が減ったわけでは、ありません。2進数を使っているコンピュータ上では、こういう風になるのです。