って実はiPhoneでSDカード、使えます。
いえ、なにが言いたいかといいますと、この記事
iPhoneではアップルはフラッシュメモリを10倍高く売って儲けている
というのを読んだからです。iPhoneは16,32,64GBが存在して、それぞれ1万円ほど、違う。でも一般のSDカードとかのメモリはそんな価格差はない。だからアップルはぼっている、という考え方です。
価格comのSDカードメモリの最安値の価格と比べたらさすがにAppleがかわいそう(要求規格も設置スペースも信頼度も速度もなにもかも違う)ですが。
で、その理由のために、iPhoneは外部メモリデバイスが使えないのだ、というのにはちょっと異論があります。
もし、メモリカードが使えるようになったら、ユーザーはiPhoneやiPadを購入する時は一番メモリ容量が小さいモデルにして、メモリが必要な時は、メモリカードを自分で購入して容量を増やすようになるでしょう。
現に、デジカメではそうしています。
そうはなりません。もしそうであれば、すべてのPCは一番HDDやSDDの容量の少ないモデルが売れるでしょう。後で安いHDDを追加したりすればいいのです。
でも、例えばWIndowsであればHDDをUSBとかで増設したとしてもCドライブが増えるわけではありません。Cドライブほどの速度がUSBで出るわけでもありません。
同じスマホのAndroidでも、/mnt/sdにマウントされるだけで、OS領域が拡張されるわけでもなく、速度もSDカードは遅いのです。Androidでもメモリ容量が違うモデルがあったりしますよね。
上のLightningSDカードケーブルですが、これはAndroidのSDカードとは違います。あくまでSDカードのデータをiPhoneに転送したり、逆にSDカードに転送したりすることができるだけです。SDカードにアプリからデータを保存したり、アプリを移動したりすることはできません。
ここに考え方の違いが現れています。
iPhoneは、SDカードを搭載するメリットよりも、安全姓とセキュリティリスクの低下のほうがデメリットが大きい、と判断したのでしょう。
指紋認証をつけたり、そもそもアプリはSANDBOXになっていて他のアプリの領域にアクセスすることはできないなど、データの保全性、安全姓に気を遣っています。ユーザにはブラックボックスのシステムは、そもそもファイル名とかフォルダとか気にする必要もありません。
外部メモリの搭載は私は反対です。でも、それよりもそもそも10倍程度高く売るのは商売としては当然です。
というわけで、Appleが儲けているのには同意ですが、最後の
こんなにお手軽に儲けてしまうビジネスモデルが、いつまで続くんでしょうね。
というのはなかなかのわざとの火種要因ですか?という意見でした。